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増え続ける中国の自動車(1)
増え続ける中国の自動車(1)
中国の交通渋滞は年々激しさを増しています。よく聞くのが、「昔は自転車の波が押し寄せるように走っていたのが、今は車の波に変わりましたね」という話です。
2007年、世界で生産された1100万台の自動車のうち約半分の500万台は中国で生産されました。このペースで中国の自動車が増えると、世界銀行の試算では、2020年に1億7000万台まで増えるだろうとの予測です。
北京や上海などをはじめとする大都市では、朝7:00~9:00と夕方の17:00~19:00の時間帯は所要時間がどのくらいかかるか、地元の人でもまったく読めない状況になります。仕事の約束や、空港に移動するのも、この時間帯ではハラハラ、ドキドキです。
さらに、交通渋滞に輪をかけているのが接触事故の多さです。「譲り合いの運転」などと言おうものなら、いつまでたっても進んでいきません。相手の車の呼吸を読みながら、ぶつからないようにどんどん進んでいく現地の運転は、日本人にはなかなか到底真似の出来る芸当ではありません。そこで、接触事故が多発し、どちらが悪いかの言い争いが行われ、その後ろになが~い渋滞が発生する仕組みです。接触事故による渋滞は、いつどこで発生しているかわかりません。
「久しぶりに中国へ行こう」とお考えのあなた、どうぞ交通渋滞も念頭に入れて、ゆとりのあるスケジュールを組み立ててください。
2008年3月27日 矢野友宏
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