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増え続ける中国の自動車(3)
増え続ける中国の自動車(3)
中国の空港に降り立って、空が霞んでいると「これは黄砂なのか大気汚染なのか、それともただの霧なのか、いったいなんだろう?」と思うことがあるでしょう。
実際には内モンゴルの砂漠化などで黄砂の影響も年々大きくなっていることではありますが、大気汚染と二酸化炭素(CO2)の排出量もどんどん増えています。
交通渋滞も増えることによって、窒素酸化物(NOX)も4割くらいは自動車から排出されていると言われています。この原因のひとつに、規制が厳しくない地方で燃料品質の悪い鉛が多く含まれたガソリンやディーゼル燃料がまだ出回っていることに一因があります。日本のように車種規制をして、最新型の排ガス規制しても、そもそも燃料が悪ければ意味がありません。
国境を越えて飛んでくる黄砂や光化学スモッグのことを考えると、もはや対岸の話ではありません。増え続ける中国の自動車に関心を持って、どこからどんな大気汚染が起こっているかということも、注意深く見ていく必要があると思います。
2008年3月31日 矢野友宏
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