中国の5月のゴールデンウィーク(GW)が開始されて7年の間、その弊害について実は論争が続いていました。
もともとは、日本のようなGWはなかったのですが、旅行などによる内需拡大のために新たに作られたものです。しかし、そこは人口が多い中国の話。国民の休日が集中することによって、観光地や交通機関など過剰な負荷がかかり、問題が多いと言われてきました。
中国のインターネットでの調査結果では「GWという休み方を変えたほうが良い」という回答結果が半数を越えたそうです。そして昨年12月7日、中国国務院常務会議が新制度の発表をしました。5月のGWを廃止する代わりに、端午、中秋等の中国の伝統的な「節目の日」を祭日とするという、大きな変化があるものでした。
この変化は中国の旅行業界にも大きな影響があると思い聞いてみました。「確かにGW制度ができたことによって、国民が旅行をするという意識や習慣が芽生えたと思います。しかし、GW期間はホテルや飛行機が取りにくい状況になり、この前後は閑散期になってしまうので、もう少しバランスが取れた状態になるためには、やはり休みは分散した方がやりやすい」と言っていました。
今回の新制度の特徴は、土日を組み合わせた3連休が認められたことです。7日間の連休は春節と国慶節の2回、そして3日間の連休は元旦、労働節、清明節、端午節、中秋節に認められました。トータルでみると、年間11日間の祭日になるので、結果的にはこれまでよりも1日増加することに加え、3連休も増えたことで、旅行形態もまた変化するのではないでしょうか。
次回のブログでは、新しく増えた中国の祝日の由来をご紹介したいと思います。
<2008年からの中国の祝日>
(一)
新年 休日1日(毎年1月1日)
(二)
春節 休日3日(2008年は2月7日~9日)
(三)
清明節 休日1日(農暦の清明節当日・2008年は4月4日)
(四)
労働節 休日1日(毎年5月1日)
(五)
端午節 休日1日(農暦の端午節当日・2008年は6月8日)
(六)
中秋節 休日1日(農暦の中秋節当日・2008年は9月14日)
(七)
国慶節 休日3日(10月1日~3日)
<2007年までの中国の祝日>
(一) 元旦 休日1日(1月1日)
(二) 春節 休日3日(旧暦の1月1日~1月3日)
(三) 労働節 休日3日(5月1日~5月3日)
(四) 国慶節 休日3日(10月1日~10月3日)
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