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中国の祝日の由来(今日は清明節)

jieri.jpg 今日は中国で今年から始まった祝日「清明節」でお休みです。北海道チャイナワークにも中国の取引先から、「お休みですので、あしからず」というメールが何本か入っていました。何せ昨年末に急に決まったことで、カレンダーには「お休み」とは一言も書いていないので、いくつか混乱も生じていることでしょう。
 
 「清明節」とはもともと中国伝統の暦法「二十四節気」の一つです。
 
 二十四節気とは「太陰暦」ではなく「太陽暦」の日付で設定されているので、今の暦でも1日くらいのズレが生じる年もありますが、ほぼ一定です。というのも、太陽の黄道(見かけ上の通り道:「春分」が0度)の360度を15度ずつ区切ったものが二十四節気だからです。この二十四節気が、「太陰太陽暦」を作るときに、太陽と月の運行のズレを「閏月」で補正していくために重要な存在です。「閏月」は19年に7回ありますが、「太陽暦」に付けた二十四節気による暦と月の運行による暦とのずれが1か月程度になったときに余分な1か月(閏月)を入れて調節するようになったものです。
 
 今日の「清明節」とは二十四節気のスタートである「春分」の次の「清明」で、一年のうちで最も万物の成長が始まるときとされています。農村では農作業を始める頃と言われ、この日を種まきや植樹造林を始める日としています。そして、習慣的に「お墓を清め、祖先を供養する日」とされているため、別名「掃墓節」とも言われ、兼ねてから墓参り休日を求める声が多くありました。
 
<その他の祝日の由来>
 
<元旦> 1月1日
元旦の「元」は始まり、「旦」は太陽が地平線から昇るという意味から由来されています。
  
<春節> 旧暦1月1日
春節は旧暦(農暦)の1月1日で、最も重要で盛大な名節です。一年のすべての厄運を爆竹で飛ばして送ろうとする「辟邪迎吉」風習があります。
除夕の夜に家族が集まって、新年を祝いながら「餃子」や「魚」料理を楽しむ習慣があります。「餃子」は昔のお金(元宝)を真 似して作ったのが由来とされ、新年には餃子をたくさん食べる事で新年の財運を迎えるとされています。魚料理は「魚」と「余」が同じ音で、「年々余り有り」の意味で好まれています。
また、お正月の朝は日本の同じように、「拝年新年挨拶」で親戚や近い知り合いの家に訪ねて、年長者からお年玉(圧歳銭)をあげる習慣もあります。
 
<元宵節> 旧暦1月15日
農暦正月15日は、春節から数えて15日目で、最初の満月の日。旧暦のお正月の締めくくりの日です。2000年前の前漢時代、皇帝の「元宵」という名の側女が家族と再会するための逸話に由来があります。「火の神」を治めるために「湯圓」という白玉団子を供えたというエピソードから、家族円満を記念する名節ということになったそうです。
 「元宵節」は、別名「上元節」、「灯節」とも呼ばれ、由来には諸説いろいろありますが、旧暦新年初の満月のこの日の夜、どの家でも門の前に灯篭が掲げられています。
 
<端午節> 旧暦5月5日
農暦5月5日は端午節です。「端陽節」、「重午節」とも呼ばれるこの祭日は、川に身投げした楚国の有名な詩人「屈原」の死体を、魚や妖怪から守る為に棕の葉で作った棕子(ちまき)を川に投げ入れたことに由来します。この故事から、端午節に棕子を食べたり、竜舟を競ったり、雄黄の酒を飲んだり、香り袋を着けたりする風習が生まれました。
 
<中秋節> 旧暦8月15日
農暦8月15日は、古代中国の帝王が秋の季節にお月様を祭る礼に由来します。中秋節には家族が集って月餅を食べたり、明月を楽しみ、周りの年配者や、親戚、親友に月餅などをプレゼントして親睦を祈念する願いの日です。
 
<重陽節> 旧暦9月9日
重陽節は「漢」の時代行われたとされています。中国ので「9」は空と帝王を象徴する数であり、「9」は皇帝だけが使える数字でした。中国の古典「易経」では「9」という数字が陽の数とされ、農暦9月9日は「9」が2つ重なるので、「重九」や「重陽」と名づけられました。
重陽節には山を登って詩を作りながら楽しむ「登高」という風習があります。その他、菊の花を鑑賞したり、祖先に新米での祭礼を上げたりする習慣もあります。
 
<国慶節> 西暦10月1日
中華人民共和国の建国記念日。1949年10月1日に故毛沢東主席が天安門で建国を宣言し、中華人民共和国が正式に建国された日であり、この日を挟んで約1週間の大型連休になります。この時期に海外旅行に行く人が大幅に増加しています。
 
<関連記事>
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2008年4月 4日 矢野友宏 |

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