ホーム
>
ブログトップ
>
中国旅行
>
杭州湾大橋が開通!
杭州湾大橋が開通!
前回の記事で高い建物の話を書きましたが、今回は長い橋の話です。
今年の5月1日、世界一長い海上大橋である全長36kmの「杭州湾跨海大橋」が開通し、車両の通行ができるようになりました。(陸上橋を含めると世界2位の長さ)
杭州湾の海流は複雑で、流れが強いので海上橋を建設することは難しいと言われていましたが、
設計・資金・施工のすべてがメイドインチャイナで、2004年の着工からわずか3年で架設工事を終了したというから驚きです。
この橋の完成によって上海から寧波までの距離が400kmから120km程度に短縮され、移動の所要時間はわずか2時間に短縮されました。通行費は普通乗用車1台につき80元(約1120円)。
浙江省はもともと民営企業の活動が盛んな地域です。特に寧波周辺は機械工業が盛んで、金属金型や細かい部品工場がたくさんあり、日本企業も製造業を中心にこの地域との結びつきが非常に大きいのです。上海から寧波までは飛行機で30分程度ですが、生産拠点の浙江省と、物流と消費の拠点の上海市を陸路で結ぶことがこの地域の悲願でもあったようです。そして、この巨大プロジェクトの建設資金の30%以上が民間投資によるものだということも驚きです。
この驚き尽くしの大橋開通の話題も、日本では小さく報道されただけでしたので、このブログで取り上げてみました。今度の上海旅行は、この橋を渡って、紹興市に紹興酒を飲みに行くというのはどうでしょうか?
※ちなみに地図の右上に見える「東海大橋」も、2005年に完成した全長32.5kmの橋です。上海沖合に作られた洋山国際深水港と上海市を結んでいます。
2008年5月 6日 矢野友宏
| 個別ページ