2月16日のこのブログで札幌でも「銀聯(ぎんれん)カード」が使えるところが出てきたとご紹介しましたが、今日はもう少しこのカードについてご紹介しましょう。
現在、日本でおなじみの「VISA」「マスター」といったクレジットカードは中国ではほとんど普及していません。世界最大の「VISA」でも中国での発行枚数は1400万枚、日本のJCBは10万枚程度です。カード会社が一時的に決済を肩代わりし、銀行の残高を超えて買い物ができる「信用取引」はまだまだ少数派です。
それに対して、
2002年に中国の中央銀行である中国人民銀行が中心となり政府主導で設立された、この「銀聯カード」は
13億枚以上発行され、
74万店以上(2007年12月末時点)の中国銀聯加盟店で利用が可能です。その性質は
日本のデビッドカードとよく似ていて、買い物の支払い時に暗証番号の入力とサインをすることで、銀行口座から瞬時に代金を引き落とすものです。また、
中国国内でカードを発行している銀行は全て中国銀聯に加盟しており、中国のATM機の大部分が銀聯ネットワーク経由で基本的に24時間現金の引出しが可能です。
日本国内では、東京三菱UFJ銀行、三井住友銀行、ゆうちょ銀行、セブン銀行のATMで、
1日あたりの上限がありますが現金を引き出すことはできます。また、2006年から、シティバンク発行のワールドキャッシュの提携ネットワークに加えら
れ、銀聯とシティのネットワーク相互利用が可能になっています。
日本では、2007年12月18日から
「三井住友銀聯カード」なるものがスタートしました。これは、単純なデビットカードタイプの「銀聯カード」とは異なり、三井住友カードが銀聯ネットワークと提携したクレジットカードタイプ
になっています。中国に行って、
VISAやMasterCardの提携店でなくても、どこの銀聯の提携店で利用が出来ますが、キャッシング機能はありません。 使用方法は、6桁の暗証番号(00+指定した4桁の暗証番号)を入力しサインします。決済方法は
「円」換算をして、指定口座から1回払いで引落しされます。中国へ出張や旅行でよく行かれる方や、留学や駐在などで長期滞在者する場合、1枚用意しておくと便利なのではないでしょうか。
また、
三井住友カードが日本国内での銀聯カード取扱加盟店の拡大を図っているそうです。最近では、中国人観光客の多い百貨店(札幌では三越、丸井今井、東急百貨店)や電気店(ヨドバシカメラ、ビックカメラ、コジマ)、プリンスホテルなどのホテル、マツ
モトキヨシ(南1条店、狸小路店)やコクミン薬局(オーロラタウンの札幌地下東店、狸小路店)などのドラッグストア、新千歳空港免税売店、ダイヤ免税店、
光伸真珠などが利用可能になっています。
「
銀聯カード」を使えるようにするには、
三井住友カードの端末を導入する必要があるそうですが、中国人旅行者の誘致を図る全国の地方自治体や商店街でじわじわと広がっています。
北海道内の主要銀聯加盟店一覧を参考にアップします。
こちらをクリックしてご覧ください。