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張昶さんの四川省報告(2)

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 語学教室の張昶(ジャン・チャン)先生の故郷四川省被災地の様子を、写真で少しご報告します。什邡市洛水鎮の様子は、前回の記事でご紹介したとおり瓦礫の山と化していますが、そこで目にしたものは、住民たちがこの状況から立て直していこうとする生活力でした。上の写真は、倒壊した幼稚園から助け出された女の子です。
 
sichuan06.JPG ここ洛水鎮の叔父と叔母の家はすっかり崩れて、この写真のようになりました。幸い叔父と叔母の命は無事でしたので、またここから再出発することになりました。政府の救援物資は毎日1人あたり500グラムの穀物と、10元(150円)の現金が支給されます。 
 
sichuan05.JPG 洛水鎮に住む義姉は、地震が発生した時、宏達集団化学工場で働いていました。3階の実験室にいるときに何度も激しくゆられ、階段も崩れ落ちていました。揺れが収まった瞬間に地面に飛び降り、埃が舞う中、山に向かって逃げました。建物が崩れる轟音を聞こえ、間一髪で命拾いしました。
 
 写真はその化学工場の独身寮です。この建物だけでも10数名が亡くなりました。
 
sichuan07.JPG 今回、北海道から持ってきた荷物に、テントや寝袋のほかにも北大留学生学友会から贈られたキャンディーもありました。両親を亡くして孤児になったり、足を切断した子供など、胸が痛む話をたくさん聞きましたが、小児科にこのキャンディーを渡すために入れてもらいました。
 
 子供たちは北海道がどこだか知りませんが、日本のアニメは知っていて、少しずつうちとけて、仲良くなりました。
 
 約2週間の四川省滞在でしたが、「活着<Live>是幸福、愛着<Love>是幸福、笑着<Lough>是幸福、(生きていること、愛していること、笑っていられることの幸せ)」をあらためて認識しましたという報告でした。
 
 今回、四川省大地震に際し、たくさんの義捐金、テント、寝袋をご寄付いただいた皆様に、深く感謝いたします。
 
 

2008年6月30日 北海道チャイナワーク |

張昶さんの四川省報告(1)

 語学教室の張昶(ジャン・チャン)先生が、5月下旬から6月にかけて、札幌周辺の皆様からご寄付いただいたテントと寝袋を携えて故郷四川省に戻り、その被災地の様子を撮影してきました。
 
sichuan01.JPG▲洛水のかつての繁華街はこのような状態
 
 親類が住む什邡市洛水鎮へは、中国に着いた翌日の5月25日に入りました。子供の頃に記憶のある美しい街は、瓦礫の山と化していました。
 
 人口4万人のうち、3千人の死亡が確認された洛水にはどこにも建物が残っていません。
 
sichuan04.JPG 今回の震災では、学校の校舎も多くの被害を受けました。写真の小学校はもともと4階建ての建物でしたが、2階から上は影も形もありません。
 
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 洛水鎮の中学校を訪れたことが、今回の帰省で最も心を痛めました。生徒、先生合わせて500名が死傷しました。教学楼が全壊し、瓦礫の山が地震の凄まじさを物語っています。

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 右から2人目の赤い服を着た男の子は地震が来たときに3階から飛び降りて命拾いし、左の黄色い服を着た男の子は8時間後に助け出されました。どうしても涙が止まらなくなっていたところに、この男の子たちに逆に「もう泣かないで」と励まされ、そのたくましさに胸が締め付けられました。

 
 この街で台湾から来たお医者さんに札幌から持ってきたテントと寝袋を託しました。
 
 

2008年6月27日 北海道チャイナワーク |

なんと!奇抜な「兄弟姉妹のチラシ」ができました

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 創作中華料理としゃぶしゃぶの店「兄弟姉妹(きょうだい)」のチラシが出来て、その奇抜な発想に驚きました。
 
 「こども銀行券」ならぬ、「兄弟姉妹銀行券」。
 
 店長の于徳志みずからがモデルになって、百万円札を作ってしまいました。「弁護士さんや道警にも相談して、これなら大丈夫と確認しました」とは言うものの、もらった人は「ドッキリ」ものです。
 
 漢字では「百万円」と書いてありますが、ゼロの数を数えてみると、1000万円になっているのがミソで、本物と誤認しないような工夫が必要とのことです。
 
 ナンバーはすべてお店の電話番号になっており、すかしにうっすら笑みを浮かべた于徳志店長が笑いを誘います。どうしても毛沢東に見えてしまうのは、キャラクターのご愛嬌。チラシの裏面は、このようになっています。
 
kyodai_chirashi2.jpg 夏限定メニューも登場し、冷しラーメンや激辛ナベなど、オリジナルメニューが目白押しです。
 
 ランチメニューとして、「どんぶりセット(650円)」もスタート。
 ★チンジャオロース丼
 ★マーボー豆腐丼
 ★ホイコーロー丼
 ★エビチリ丼
 スープ、ザーサイ付
です。
 
ホームページは、
http://www.kyoudaishimai.com/
です。一度、覗いてみてください。
 
 

2008年6月25日 北海道チャイナワーク |

北京地下鉄空港線、まもなく開通

Beijing500.jpg 北京オリンピックを前に北京首都国際空港の第3ターミナルが3月にオープンするなど、準備が着々と進んでいますが、これまで高速道路頼りだった空港へのアクセスに地下鉄が加わります。
 
 上の地図の右上に伸びる茶色の破線が、2008年7月上旬開通予定の地下鉄空港線です。
 
 現在ある地下鉄は、真ん中を左右に突き抜ける赤い「1号線」と「八通線」、中心部を環状する青色の「2号線」、真ん中を上下に縦貫する「5号線」、地図の上の方でUの字を逆さまにした黄色の「13号線」、そして先週6月20日(金曜日)に開通したばかりの緑色の「8号線(オリンピック支線)」、7月上旬に開通予定のピンク色の「10号線」があります。
 
 北京空港からまもなく開通する予定の「空港線」は、5分間隔で最高時速100km/h。地下鉄2号線の東直門から10号線乗り換えの三元橋を経て、北京空港の第2ターミナルまたは、第3ターミナルまでを16分で結びます。気になる運賃は、20元になる見込みで、これまで渋滞に悩まされていた空港までのアクセスは格段に便利になります。
 
 最近北京に行った方は、目にされていると思いますが、高速道路に沿って8キロほど地上を走るこの電車は、フランスのアルストム社と共同で開発するもので、全区間にわたって運転手のいない自動運転になるそうです。
 
 今後、2012年までにさらにどんどん地下鉄が延びていくそうで、こちらの(表示)リンクから、全体の開通計画を見ていただくと、オリンピックが終わってからも、さらに街中地下鉄工事だらけになることがわかると思います。
 
【関連記事】
続々開通する上海地下鉄
 


2008年6月23日 北海道チャイナワーク |

日本の燃料電池バスと中国の燃料電池バス

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 あと3週間足らずで「G8北海道洞爺湖サミット」が開かれます。今日は、北海道チャイナワークの隣にある北海道大学で、燃料電池バスに試乗してきました。
 
 「燃料電池」とは何かというと、水素(H)と酸素(O)が合わさって、水(H2O)ができる時に同時に発生する電気をエネルギーにするもので、まったく二酸化炭素(CO2)を発生させない究極の環境技術と言われるものです。
 
nenryo_bus3.jpg 2005年の「愛知万博」で使われた燃料電池バスが、北海道洞爺湖サミットでデモンストレーションをするためにと、はるばる船に乗って北海道にやってきました。
 
nenryo_bus2.jpg 屋根上に7本の高圧水素タンクを積んで、後ろの給気口から空気を取り込み、水素と酸素を結合させます。そこで発生する水は、ぽたぽたと地面に跡を残します。技術的な課題は寒冷地の冬には水が凍ってしまうことだったそうですが、北海道で今冬試験をして、その問題も概ねクリアしたとのことでした。
 
 ただし、これから市販するとすれば、1台あたり相当高いものになってしまうのと、水素ステーションをあちこちに作らなくてはいけないので、日本で普及させるには、「いろいろな社会的な課題がまだまだたくさん残っている」とトヨタの関係者は話していました。
 
 写真のバスはトヨタの「自家用車」。白ナンバーなので、営業運転はできません。8台があるそうですが、開発費を考えると1台あたり数十億円もする「超高級車」。日野自動車の「ブルーリボンシティ」をベースに作られたもので、エンジンをかけても、走り出してもほとんど振動がありません。
 
nenryo_bus4.jpg 北大構内を10分程度のドライブしましたが、自転車置き場でUターンしようとしても、ほとんど周りの人が気付かないほど静かな走りっぷりでした。
 
 中国も「2008北京オリンピック」を前に環境技術をアピールしたいところですが、すでに燃料電池バスが北京や上海を走り始めています。
 
shenli1hao.jpg 上海神力科技有限公司という会社があります。ここは1998年にできた燃料電池専門の会社ですが、「神力1号(写真)」というバスの車両と燃料電池システムの両方の設計を自社で行い、生産コストを1/3に下げ、商品化されて、販売されています。1台の価格は300万元(約4,500万円)で、普通のバスの5倍の価格。ただし、課題は燃料電池の寿命が、10万キロメートル程度と、まだまだ改良の余地はいろいろありそうです。
 
 オリンピックの選手村では5台の「神力1号」が活躍するそうですが、上海でも10台程度が路線バスとして、実証運転に供されます。
 
 このほかに、申沃(=上海ボルボ)客車有限公司が、軽油の代わりにジメチルエーテル(DME)を使うバスの生産も進めており、2010年の上海万博会では、会場シャトルバスと周辺の公共交通バスがほとんど新エネルギーバスになるとのことです。
 
 「G8北海道洞爺湖サミット」と「2008北京オリンピック」の2つの世界的な大イベントを通して、環境技術のアピール合戦も盛り上がりを見せてきました。
 
 

2008年6月20日 北海道チャイナワーク |

中国語講座のテキスト『北京コレクション』

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 北海道チャイナワークの語学講座は入門から、初級・中級といろいろありますが、初級から中級くらいまで進むと、いろいろな教材をテキストとして採用しています。
 
 上の写真は、木曜日の『英語で学ぶ中国語』講座などの一部講座で採用している『北京コレクション』という教材です。第5課は「中国メディア事情」。マルチメディアやインターネットカフェなど新しい概念や単語が次々と生まれては、日常で欠かせない中国語となっていることから、新しい教材を常に部分的に取り入れています。
 
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 講座が進むにつれて、受講生の皆さんの様々な要望が増えてくるので、できるかぎり応えようとスタッフは色々な工夫を重ねています。そのためには「おしゃれな」ものや「流行りの」ものも取り入れていかなければなりません。新聞やインターネットから今日のニュースを教材にしている講座もあります。
 
 内モンゴル地方などの田舎で見られるような「馬車に乗って携帯電話を使う」社会も、まさに現代中国の一部です。「何が古くて何が新しいのか」というより、「古いものも新しいものもみんな今のもの」という状況のもとで、今、「中国語を学ぶ」というのは「今の中国を学ぶ」というテーマでもあります。
 
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 どんどん面白いテーマを探して、中国語を学ぶのが楽しいと思ってもらえる中国語講座をこれからも目指していきたいと思っています。
 
 

2008年6月17日 北海道チャイナワーク |

大連のおばけミッキー

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 昨年、中国でアニメの肖像権が問題と連日報道されたことがありました。しかしながら、中国で生活しているとそんなことを忘れてしまうほど、日常に見慣れたような見慣れないようなキャラクターが登場しては消えていきます。
 
 写真は今年2月の旧正月(春節)のイベントで、大連在住の近藤ゆかりさんが撮影したものですが、「この異様なオーラと口まで伸びたもみあげが可笑しくて、思わず夢中に撮ってしまいました(^_^)」
 
dalian2008chunjie3.jpg 実はこれ、ねぶたまつりのような行灯のようなもので、夜になると「妖しいというより、すごくきれいでした」とのこと。

 それにしても、オリンピックのマスコットとミッキーマウスが一緒に行進することは、なかなか見られないのではないでしょうか。
 
 新年を祝って、爆竹を盛大に鳴らして行灯がパレードする伝統的な中国の習慣にも、ものすごく世相が反映しているような気がします。
 
 しかしながらこのイベント「2008中国大連煙花爆竹迎春遊園灯会」、入場料は20元(300円)もしたと近藤さんは嘆いていました。
 
 中国で生活していると、20元はけっこう大きいですよ。
 
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2008年6月15日 北海道チャイナワーク |

カルフールのエコバッグ(2)

carrefour_eco.jpg 中国のスーパー「家楽福(カルフール)」のエコバッグの模様の続きです。
 
 中国の一般消費者の環境意識の変化がどれほどあるのかは興味深いところですが、エコバッグの登場とそこに描かれているイラストに「逆カルチャーショック」を覚えたことは事実です。
 
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 「省エネ型洗濯機を選びましょう」や「省エネ型エアコンを選びましょう」は「海爾(ハイアール)」など中国の家電メーカーもだいぶ技術が進歩したのかなという印象を受けました。
 
carrefour_eco9.jpg いちばんユニークだったのがこれ。「日常の水の節約にはいい方法がある」として、まず顔を洗った水で足を洗い、最後にトイレの水として流すというものです。確かにいい方法かもしれませんが、問題は足を洗い終わるまでトイレを流せないことでしょうか。
 
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 「使い終わった電器のコンセントを抜くと、節電でまた安全です」の3つ穴コンセントに中国らしいリアリティーを感じました。単純に省エネというより、説得力がありますね。
 
 


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 この他、「冷房を1度高く設定すれば、7パーセントの節電ができます」や「ペーパーレスの仕事は効率的」
 
carrefour_eco12.jpgcarrefour_eco16.jpg「省エネ型電灯を付けましょう」「上手に運転してガソリンをたくさん節約しましょう」など様々な省エネ行動が記されていました。
 
 折しも北海道チャイナワークも札幌商工会議所の「ECO宣言行動」に登録し、小さな省エネから取り組むことになりました。
 
 これだけでは十分なエコとは言えないかもしれませんが、ちなみに2008年6月1日よりカルフールもビニール製の買い物袋は有料化され、1元(15円)かかるようになったそうで、ひょっとするとこのエコバックも急速に普及するかもしれません。


2008年6月13日 北海道チャイナワーク |

カルフールのエコバッグ(1)

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 前回の記事で中国のスーパー「家楽福(カルフール)」について書きましたが、今日はそこで買ったエコバッグの話題です。
 
 上の写真の右上に4.90元と書かれたエコバッグがぶら下がっているのがわかるでしょうか?
 
 話の種にひとつ買ってみました。というのも、エコバッグ自体を中国で意識したのが初めてだったのと、そこにデザインされている模様がなかなか中国的で面白かったからです。
 
carrefour_eco3.jpg 「省エネは小さいことからはじめましょう」と書かれたこのバッグ。いろいろとネタ満載です。中国語の勉強も兼ねてひとつひとつ見ていきましょう。「微波炉做飯(電子レンジでごはんを作ろう)」・・・いきなりこれは、あんまりエコな感じはしませんが、まあいいでしょう。
 
carrefour_eco4.jpg「多乗公車出行(お出かけには公共バスにたくさん乗りましょう)」描かれているバスもなんだか中国らしくて、乗客の数も半端じゃないほど乗っています。カルフールでこんなにいっぱい買い物して、こんなに混んだバスに乗ったら、買ったものがつぶれてしまうのではと、いらない心配までしてしまいます。
 
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 そうは言っても、「汽車排量少、節能効果高(排気量の小さい自動車は省エネ効果が高い)」と前のフレーズを覆すようなマークもあります。マイカーが急速に普及しはじめ、しかも高級車指向であることから、エコとは言いながらもこういうちぐはぐな現象になっているのでしょうか。
 
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 そして、その次に何を言うかというと、「自行車健身又環保(自転車は健康に良いし環境保護)」確かにそれはそうですが、どうしても自家用車が買えない負け惜しみに見えるのは、価値観が環境保護よりもステータス重視という風潮によるものが大きいからでしょうか。
 
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 一番疑問なのがこれ。「屏幕暗一点、節能又護眼(モニターを少し暗くすると省エネで眼に優しい)」聞いたことがありませんが、本当ですか?ちょうど良い明るさでなければ眼も疲れるし、たいした省エネ効果があるようにも思えないのですが・・・どうでしょう?
 
 他にもまだありますが、続きはまた次回。
 
  



2008年6月11日 北海道チャイナワーク |

中国のスーパー「カルフール」

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 中国の北京、上海、天津、大連、青島、広州などに進出しているスーパーで「家楽福(カルフール)」というチェーンを旅行で見かけた方も多いと思います。中国語で「ジャールーフー」と読み、フランスの企業です。
 
 カルフール(Carrefour)には交差点の意味があり、世界で初めてスーパーマーケットと百貨店を融合したハイパーマーケットの概念を導入した企業だそうです。
 
 「カルフール」は、日本ではあまりなじみのない名前ですが、2000年に千葉県に国内1号店としてカルフール幕張をオープンさせたことがあります。その後、日本で8店舗まで展開しましたが、北海道に展開することなく、経営権をイオン株式会社に譲渡し、イオンマルシェ株式会社に改称され、進出から4年で日本から撤退しました。
 
 中国のカルフールは、フランスの店舗と同様に、オートウォークと呼ばれる階段式でないスロープ方式のエスカレーターがあることが特徴で、大きなカートでたくさんの買い物をして、レジで一括会計します。毎日、夕方5時過ぎのレジは仕事帰りの買い物客でごった返します。
 
carrefour2.jpg 中国の消費生活もこの10年間ですっかり様変わりし、日本を撤退して中国事業を拡張した成果が現れてきたようです。
 
 最近では、オリンピックの聖火の騒動がフランスで起こったことを皮切りに、中国で「カルフール不買運動」が起こりましたが、四川大地震への義援金を大奮発したことから、「カルフール応援応援運動」に変化しているそうです。
 
 日本企業に限らず、中国でのビジネス展開は非常に微妙な情勢を踏まえたものでなければ難しいものだと思いました。
 
 

2008年6月 9日 北海道チャイナワーク |

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