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中国のスーパー「カルフール」

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 中国の北京、上海、天津、大連、青島、広州などに進出しているスーパーで「家楽福(カルフール)」というチェーンを旅行で見かけた方も多いと思います。中国語で「ジャールーフー」と読み、フランスの企業です。
 
 カルフール(Carrefour)には交差点の意味があり、世界で初めてスーパーマーケットと百貨店を融合したハイパーマーケットの概念を導入した企業だそうです。
 
 「カルフール」は、日本ではあまりなじみのない名前ですが、2000年に千葉県に国内1号店としてカルフール幕張をオープンさせたことがあります。その後、日本で8店舗まで展開しましたが、北海道に展開することなく、経営権をイオン株式会社に譲渡し、イオンマルシェ株式会社に改称され、進出から4年で日本から撤退しました。
 
 中国のカルフールは、フランスの店舗と同様に、オートウォークと呼ばれる階段式でないスロープ方式のエスカレーターがあることが特徴で、大きなカートでたくさんの買い物をして、レジで一括会計します。毎日、夕方5時過ぎのレジは仕事帰りの買い物客でごった返します。
 
carrefour2.jpg 中国の消費生活もこの10年間ですっかり様変わりし、日本を撤退して中国事業を拡張した成果が現れてきたようです。
 
 最近では、オリンピックの聖火の騒動がフランスで起こったことを皮切りに、中国で「カルフール不買運動」が起こりましたが、四川大地震への義援金を大奮発したことから、「カルフール応援応援運動」に変化しているそうです。
 
 日本企業に限らず、中国でのビジネス展開は非常に微妙な情勢を踏まえたものでなければ難しいものだと思いました。
 
 

2008年6月 9日 矢野友宏 |

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