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洋財神「原正市」氏(2)

harashoichi.jpg ▲岩見沢市で原正市氏の筋向いに住んでいた島田ユリが著した伝記「洋財神-原正市」より「畑苗移植栽培法」の指導風景
 
 原正市氏が中国で指導した米の栽培法は、ビニールハウスなどの畑で苗を育ててから水田に移植する「畑苗移植栽培法」や肥料の使い方でした。それまで、中国では種もみの直まきでしたが、この方法で収量が飛躍的に向上しました。
 
 原氏は2002年に85歳で亡くなる数ヶ月前まで日中を往復し、訪中63回、延べ滞在日数は1823日に及ぶそうです。この功績に対して、中国政府が贈った胸像が岩見沢農業高校にあります。黒龍江電視台が今年1月、この業績を称える番組の取材のために来道しました。
 
 今年(2008年)5月、この黒龍江電視台の仲介で、最初に指導に当たった黒龍江省海倫市東太村に、長男の原正則氏の手によって、生前からの希望によって分骨が実現しました。正市氏が1982年に記念植樹したポプラの木の根元に、生前を知る村人らが集まったと新聞に記されました。
 


2008年9月30日 北海道チャイナワーク |

洋財神「原正市」氏(1)

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 中国で初めて「中国国際科学技術協力賞」を受賞した日本人は、岩見沢出身の故 原正市(1917-2002・享年85歳)という人物です。原氏は北海道庁、北農中央会を退職後、64歳から稲作の「畑苗移植栽培法」を中国に初めて伝え、米の収穫の向上に大きな貢献をしたとして、中国で有名な日本人のひとりです。
 
 1998年に中国国家主席 江沢民氏が北海道に来た際に、原氏は札幌パークホテルで面談し、その印象を「江主席は農業を重視しています。だからこそ北海道に来たのです。日本は自給率を高めることを中国に学ぶべきです」と語りました。
 
 原正市氏が最初に稲作指導をした場所は、黒龍江省ハルピン市から北に250キロの海倫県東太村という朝鮮族が多く住む村でした。偶然にも、北海道チャイナワークの代表取締役・張相律はこの村で生まれました。「小学生の頃、校長先生をしていた父のもとに来た原正市氏から色鉛筆をもらったことを鮮明に覚えています。」
 
 1982年から、この黒竜江省で指導した例では、水田面積が20万ヘクタールから7倍の140万ヘクタールに増え、面積当たり収量が2倍、総生産量は14倍になりました。北は黒龍江省、南は海南島まで中国全土を周り、原氏の指導によって、米が200万トン以上増産されたといわれているそうです。
 
 この実績と、自ら裸足で水田に入り指導する姿から、中国の人々の間から「洋財神(ヤンザイシェン・外国から来て懐を豊かにしてくれた神様)」と呼ばれ、慕われました。
 
 日中国交正常化35周年という節目に合わせて、北海道と黒龍江省の友好関係に再びスポットを当てるプロジェクトが現在動いています。
 
 

2008年9月29日 北海道チャイナワーク |

燃油サーチャージ2008年10月再値上げ!

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 天井知らずの中国国際線の燃油サーチャージ。ほぼ3ヶ月ごとに実勢価格を考慮して見直しをするということになっているそうです。7月に片道2,000円上がった燃油サーチャージが10月にさらに2,000円上がります。
 
 10月1日より片道10,500円になることによって、中国往復の場合、航空券料金に燃油サーチャージ+空港建設税+航空保険料で、合計およそ23,400円のプラスになります。
 
 二国間の協定で定められることが一般的なため、直前まで正式決定しないことが多く、今日になって10月からの値上げ情報が入りました。
 
 中国行き航空券を検討されている方は、ご注意ください。
 

2008年9月25日 北海道チャイナワーク |

小籠包の「鼎泰豊(ディンタイフォン)」

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 小籠包で有名な「鼎泰豊(ディンタイフォン)」は聞いたことがありますか?北海道にはありませんが、日本にも仙台から熊本まで12店舗展開する台湾の上海料理レストランチェーンです。1996年、日本の高島屋からの誘いで日本に出店し小籠包ブームを起こしました。
 
 中国では上海、北京、天津、深汌、東莞、香港にあります。1993年にニューヨークタイムズによる世界十大レストランに選ばれ、有名店に成長しました。
 
 先日、上海市内の「鼎泰豊 新天地店」に行きました。夕方の店内はお客さんでいっぱいになっており、やはり行く場合は事前に予約をしておいた方が良いでしょう。
 
diantaifeng1.jpg小籠包は、
① れんげに乗せて皮を少し破り、スープだけを味わう
② 醤油をつけずに小籠包そのものを味わう。(できたての小籠包は熱いのやけどに注意!)
③ 小籠包にお酢と生姜でアクセントをつけて味わう。
という食べ方がおすすめだそうです。

 鼎泰豊のサクセスストーリは店の入り口で本が売っており、少し概要をご紹介します。

 創業者である現在の社長のお父さん、楊さんは山西省出身の1927年生まれ。幼い頃に戦乱で、1949年に台湾へ逃れ、台北市の上海人が経営する「恒泰豊」という食用油店で配達の仕事をするようになりました。
diantaifeng2.jpg 1958年、お世話になった「恒泰豊」から名前をとって、「鼎泰豊」名で独立して自分の油店を開いたが、缶入りのサラダ油が出回り量り売りの油売りは下り坂になりました。1972年、生き残るために親しくなった飲食店の人脈を活かし「鼎泰豊上海点心店」を開いたところがスタートです。
 競争相手としてすでに、「高記」というお店がありましたが、従来の小籠包は大きくて油が多く、飽きやすかったので、1蒸篭に10個とサイズを小さくし、すべての皮に18本のひだを入れ、中のスープの量を試行錯誤して、お客が飽きない味を作り出しました。
 
 私の行った「鼎泰豊 新天地店」は
住所 : 上海市興業路123弄新天地広場南里6号楼2楼-11A単元
電話番号 : (021)6385-8378
営業時間 : 11:00~15:00, 17:00~24:00
(土日祝日は15:00~17:00はティータイム、金土、祝日前日は深夜一時まで営業)
ですが、詳しくはオフィシャルサイトをご覧ください。
 

2008年9月22日 北海道チャイナワーク |

宋文洲さんの留学生応援講演会(1)

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 宋文洲(そう ぶんしゅう)さんってご存知でしょうか?1985年に北海道大学に国費留学し、札幌の企業に就職するものの倒産。92年、28歳でソフトブレーンを創業し、ソフト開発とコンサルタント事業で東証1部に上場して、業界最大手になりました。
 
 「やっぱり変だよ日本の営業」が12万部のベストセラーになりましたが、「努力しているヒマはない」など独自の切り口の著書やコラムに根強いファンが多くいます。
 
 日本の企業の特殊性を説く宋文洲さんによる、日本企業に就職を目指す留学生向けの講演会が開かれます。
 
 身近に就職活動に忙しい留学生がいらっしゃいましたら、声をかけてみてはどうでしょう?きっと良いヒントが聞けるのではないでしょうか。
 
【宋 文洲 氏 特別講演会】
2008年10月2日(木曜日)16:30~18:00
北海道経済センター7階 大会議室
(札幌市中央区北1条西2丁目)

参加対象:留学生
入場無料
申込み:札幌商工会議所国際部
(011-231-1077)
 
【宋 文洲 さんのコラムへのリンク】

* 宋文洲の「小さな菜園」(本人ウェブログ)
* 宋文洲について:ソフトブレーン株式会社
* 宋文洲の「傍目八目」(日経ビジネス オンライン 連載コラム)
* 宋文洲の「単刀直入」(日経ネット 連載コラム)
 
宋文洲さんの留学生応援講演会の内容
 

2008年9月19日 北海道チャイナワーク |

孔子餐店の魚香牛肉

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 「魚香(ユィシャン)」というのは、四川料理の調理法のひとつの名前です。語源には諸説あるそうですが、魚が無かったので、その代わりの風味であるとも言われています。やや甘酸っぱく、唐辛子でほどほど辛味を付けた味付けです。
 
 「魚香肉絲(ユィシャンロースー)」とか、「魚香茄子(ユィシャンチエズ)」など、白いご飯のお供に最適です。
 
 北大病院の向かいに「孔子餐店」という中華料理屋さんがあります。ランチメニューに「魚香牛肉」や「麻婆豆腐」がありますが、ピリッとした唐辛子と山椒の風味に白いご飯がぴったりです。
 
 「たまには中華!」という時に、ちょっと趣向を変えて「魚香(ユィシャン)」の料理を選んでみませんか?
 
 
■中国料理「孔子餐店」
 札幌市北区北14条西4丁目 北大病院前ビル2階
 電話 011-746-5919
 営業時間 (昼)11:30~14:30 (夜)17:30~24:00
 (日曜日は21:30まで)
 定休日 土曜日
 

2008年9月16日 北海道チャイナワーク |

中国語検定試験とHSK

chuken.jpg 「中検」って聞いたことがありますか?「英検」と名前は似ていますが、「1級」は超難関で、プロの通訳者でも更に10年以上勉強しないと取れないくらいの試験ですが、「4級」、「3級」は頑張れば、何とか合格できます。北海道チャイナワークの語学教室でも、多くの生徒さんが合格しています。日本中国語検定協会の認定基準はこのようになっています。
 
  • 1級 高いレベルで中国語を駆使しうる能力の保証
  • 準1級 実務に即従事しうる能力の保証(全般的事項のマスター)
  • 2級 実務能力の基礎づくり完成の保証
  • 3級 自力で応用力を養いうる能力の保証(一般的事項のマスター)
  • 4級 中国語の基礎をマスター
  • 準4級 中国語学習の準備完了
 
 1年に3回(6、11、3月)に実施していて、次回は2008年11月23日(受付は9月15日~10月15日)に行われます。この中国語検定は、日本語を母語とする人が、日本語を使った中国語学習の成果を測る試験なので、日本語→中国語/中国語→日本語の訳が問われます。
 
 一方、「HSK」という試験があります。「漢語水平考試Hànyǔ Shuǐpíng Kǎoshì)」 という中国国家漢語国際推広領導小組弁室(漢弁)が実施する試験です。この長い組織名からわかるように、中国国家が主催する中国語の試験です。中国語を母語としない人が、どれだけ中国人に近い語学力を持っているかという点が、中検と決定的に異なります。翻訳能力は問われませんが、中国語で対応できる能力が問われます。
 
  「HSK」は1級から11級までありますが、中検とは逆に数字が大きい「11級」が最難関です。1級-3級が「基礎レベル」、3級-8級が「初中級レベ ル」、9級-11級「高等レベル」になっており、取得した点数に応じて等級の称号が与えられる仕組みです。英語圏に留学する際のTOEFLの中国語版で、 中国の大学本科に留学するときは3級-6級以上に合格する必要があります。
 
 中国語検定試験は今回の第66回試験から、HSKと協力関係を築くことになり覚書を調印し、日中両国間で中国語検定の普及を協力することになったということです。
 
 意外と知られていない2つの試験ですが、北海道チャイナワークの語学講座では非常な「ホット」な話題になりつつあります。
 
================
 
【TOPIX】
日本中国語検定協会が北海道で初めて中国語学習者のための講演会を開催します。
 
講演会『中国語学習者の集い』
(主催: 日本中国語検定協会 北海道日中友好センター)

入場無料・要予約(定員:150名)

日時 10月11日(土) 17:30~20:00 (17:00開場)
会場 かでる2・7 820研修室
講師・演題
 1. 「私と中国語」
   黒坂 満輝 氏
   (日本中国語検定協会理事、北海道文教大学教授)
 2. 「中国語 ここが面白い」
   上野 惠司 氏
   (日本中国語検定協会理事長、共立女子大学教授) 

http://www.chuken.gr.jp/hokkaido3.html



2008年9月12日 北海道チャイナワーク |

中国国際線の機内食

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 新千歳から中国へは、上海への中国東方航空、北京への中国国際航空、大連への中国南方航空の3路線で、概ね3時間くらいのフライト時間です。
 
 ここで、たまに聞かれるのが「どんな機内食ですか?」という質問です。
 
 スチュワーデスさんが「フィッシュ or ミート?」などと聞いてきて、「ミート」と答えると上の写真のような機内食が配られます。パンのこともありましたし、ザル蕎麦のようなものが出たこともありました。
 
 やはり、「出てみないとわからない」としか言えないかもしれません。肉載せご飯の付け合せに出てきたおかずは、なんと「いなりずし」。写真左上の茶色い物体です。まわりを見渡してみても、結構恐る恐る食べている人が多くて笑いました。
 
 ビールも無料で配られますが、「やっぱりぬるい」という感想を漏らす方も少なくありません。初めて中国に行く日本人はここで軽いカルチャーショックを受けて、機内食に「中国」を感じるのかもしれません。個人的には、全般的に美味しいと思いますよ。
 
 

2008年9月 9日 北海道チャイナワーク |

「助動車」という乗り物

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 自動車ではなく、「助動車」ってご存知ですか?日本の電動アシスト自転車とは異なり、基本的にこがずに走ることができ、電池が切れると、ペダルをこいで走ります。最近のものは、スクーターの形に似てきており、スクーターにペダルがついている形が人気だそうです。
 
 「助動車」は自転車かバイクのどちらに分類されるか、全国で大きな論争になりました。結果、上海や杭州など、地域によって走っていたり、北京、広州、ハルピンなど、禁止されていたりと対応は様々です。
 
 自転車の価格が200元前後のところ、「助動車」は1,500~3,000元前後。家庭のコンセントで簡単に充電して、電動なので音もなく走ります。通常、速度リミッターが付けられてはいるものの、これを外して時速30km/hくらいですっ飛ばして走ってくるので、危ないったらありゃしません。
 
zidongche2.jpg さらに、「助動車」の公道走行が認められているところでは、自転車扱いなので、運転免許が要りません。こ れまで使っていた普通の自転車の感覚で、都合良く交通ルールを無視する傾向があるそうです。スピードをあげたり、突然曲がったり、逆走 したり、信号無視をしたり、自動車車線を走ったり等など。普通に走っている自動車の運転手は反応ができず、衝突事故も頻発しています。
 
 「助動車」が売れる背景としては、購買力が向上し、この価格帯の買い物ができるようになったことと、郊外に住居や職場が移転して、通勤に時間がかかったりするケースが増えてきました。特にバイクが禁止されている都市部のサラリーマン、女性やお年寄りには重宝されています。
 
 さらに、省エネや排出ガスゼロ、低騒音など環境面のメリットもありますが、実際の購買行動の動機としては、それほど重要視されていないようです。
 
 交通ルールと環境面の双方の観点から、北京と上海で分かれた対応になっていますが、どちらが良いかの結論はなかなか出せずにいるようです。
 
 

2008年9月 8日 北海道チャイナワーク |

瀋陽の豪快なトンネル工事

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 北海道銀行瀋陽駐在員事務所長の正司毅さんより、今年開通した「五愛トンネル」工事についての情報をいただきましたので、転載してご紹介します。
 
__________
 
「五愛トンネル」開通!!
 
 7月30日、「五愛トンネル」が開通した。全長1760メートル。このトンネルは、瀋陽を流れる渾河の下を通り、市街地とオリンピックサッカー場を直結させる。そのあたりの川幅は約500メートル。「トンネルを掘るのは、さぞ大変だったろう」と思われそうだが、そう難しくはなかった。なぜか??
 
 工事は昨年暮れに始まった。まず、上流のダムを調整し、流水量を減らす。瀋陽の冬は、毎日が真冬日だから川は完全に氷結する。そうなると、渾河はもう「川」ではない。ショベルカー、ブルドーザー、ダンプカーが川底を24時間休みなく縦横無尽に走りまわる。川底部分は春が来るまでに完成した。春になると氷が解けるから、造るほうも必死である。こんな方法だから、6ヶ月あまりで「五愛トンネル」が完成したのである。生態系はどこへやら・・・
 
 お魚さんにとっては、とても迷惑な、そして気の毒な話である・・・。
 
wuai_tunnel1.jpg__________
 
 同様に、2009年の開通を目指して、瀋陽地下鉄の工事も急ピッチで行われていました。
 
 ここでも、豪快なトンネルの露天掘りが行われています。瀋陽開発区を目指してひたすら何もない原野を露天掘りしながら造り続ける地下鉄。
 
 「わざわざ、地下を掘って鉄道を通すより、地上を走ったほうが建設費が安いのでは?」と考えるのはナンセンスでしょうか?
 
 

2008年9月 5日 北海道チャイナワーク |

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