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2009年3月
映画「非誠勿擾」のロケ地観光(4)
▲非誠勿擾の看板が設置されたJR釧網本線北浜駅(撮影:石黒 明) 映画「非誠勿擾(フェイチェンウーラオ)」では、物語の中盤から話は突然北海道へ飛んできます。最初の舞台はJR北浜駅。ディーゼル列車から降りるところからスタートしますが、この北浜駅に中国語の看板が設置されました。

中国語で「熱烈歓迎 中国電影『非誠勿擾』撮影地 北浜駅」と書かれた真っ赤な看板は非常に目立ちます。中国では空前のヒット作となったこの映画と、オホーツク海をバックにしたこの駅、さらにこの看板は観光地としてのインパクトは十分なのですが、知名度が上がるとともに問題となるのが、観光受け地としての体制です。
中国での大ヒットとは裏腹に、日本ではまだこのことがあまり知られていません。そこで心配されることは、期待を持って北海道を訪れる中国人観光客と地元の住民との間で、習慣の差異による誤解がお互いに悪印象を残してしまうのではないかという懸念です。
例えば、トイレの利用のしかた。「中国では紙を流す習慣がなく、片隅に山になって置かれていたのでギョッとした」と北浜駅のレストラン停車場のオーナーから聞きました。習慣の違いから悪意はないとはいえ、些細なことからこういったすれ違いは、多岐にわたります。
日本に来るからには、中国人観光客にしっかり日本について学んでいただくのはもちろんのことですが、せっかく北海道に好印象で訪れる観光客ですから、摩擦やトラブルが少しでも減らせる様に、中国語版の告知事項など準備しなければならないものはいろいろとあるように思います。
2009年3月18日 北海道チャイナワーク
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映画「非誠勿擾」のロケ地観光(3)
映画「非誠勿擾」の舞台としての北海道の知名度は公開後、飛躍的にアップしました。上の写真は印象的なシーンにも登場する能取岬です。灯台は白と黒のツートンカラーですが、スクリーンではイメージを変えるためか黒の部分をほんのり赤く変えているようです。
ところで、この映画によって中国の旅行会社各社に対する北海道旅行の問い合わせも急増し、まず第一陣として北京から旅行会社5社によるロケ地巡りツアー20名が2月22日に道東に入りました。今週3月8日から催行されている19名のツアーは、北海道3泊、東京1泊の4泊5日の行程で、8,888元(約12.5万円)と中国の方が好む「8」並びの金額で売り出されたそうです。
また、2月28日には北京の劇場を貸切にして、北京市民及び旅行会社向けの「非誠勿擾」の上映会及び北海道観光説明会が行われました。当日は約2000名が参加し、「自然がきれい」「是非行ってみたい」との声があったそうです。中国のWEB上で販売を主にする旅行会社では4月の映画ツアー商品が販売されるなど、今後も映画を切り口とした旅行が増えてきつつあります。
日本への観光客誘致に力が入る国土交通省、観光庁でもこの映画「非誠勿擾」には熱い視線を送っており、映画公開が終了してからもますます盛り上がる様相を呈しています。
2009年3月10日 北海道チャイナワーク
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