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上海万博まであと1年

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 2010年5月から開催される上海万博オープンまで、あと1年を切りました。2002年に上海開催が決定して以来、現地では日増しに期待が高まりつつあります。
 
 万博のテーマは、「より良い都市、より良い生活(城市、让生活更美好、Better City Better Life)」。万博センター、中国館、テーマ館、演芸センター、中央メイン通路の仮オープンが2010年1月1日からに決まり、建設工事も佳境に入りつつあります。
 
 日本が出展するのは政府と一部民間企業が、「心の和、技の和」をテーマとして環境技術をアピールする「紫蚕島」という愛称の日本国家館(上の写真)と、「Better Life from JAPAN (日本が創るより良い暮らし)」をテーマとして、民間企業と自治体が出展する日本産業館の2つです。
 
 上海市人民政府も宣伝に力が入ってきており、2007年3月から中国国内以外では初めて上海万博のPRイベントを日本で開催しています。詳しくは上海万博の日本語サイト上海市観光局の日本語サイトがありますので、旅行の計画を練ってみるのも楽しいのではないでしょうか。
 
 さて、上海万博へ行ってみたいという方へは、札幌-上海の直行便(水曜日、土曜日、日曜日)を利用した「特別パッケージ(上海滞在3~4日パターン)」を作る予定です。航空料金が未定ですが、北海道チャイナワークでは下記のサービスを提供する予定です。
 
 【少人数団体向け特別パッケージの概要】
「入場券とセット・EXPO EXPRESS-万博直通車-プラン」
2010年万博期間(5/1~10/31)の毎日運転される予定

■午前中 2便
 各ホテル集合地点発⇒万博団体入場入り口行き
■午後と夜の2便
 万博園区駐車場(団体出入口付近指定駐車場)発⇒集合地点行き 

■集合地点設置予定ホテル(現在7箇所決定、増える可能性あり) 
  1.華亭賓館、建国賓館 ロビー (徐家匯地区)
  2.虹橋賓館、銀河賓館 ロビー (虹橋地区)
  3.広場假日酒店 ロビー (上海駅周辺地区)
  4.国際飯店、ソフテル海侖賓館 ロビー (南京路地区)
  5.錦江飯店、新錦江大酒店、弊社本社(淮海路地区)
  6.虹口世紀酒店、上海大厦 (外灘と虹口地区)
  7.東方濱江大酒店、錦江洲際酒店 (浦東陸家嘴地区)

【特長】
●万博会場出入口から駐車場までが近い
●入場時の待ち時間がありません
●希望のパビリオンに1ヵ所優先入場可能
●英語可能バスガイドが団体チックイン手続きを同行します
●日本語ガイド指定はオプション(料金未定)
 
 
 
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上海万博マスコット「海宝(ハイバオ)」
 

2009年5月22日 北海道チャイナワーク |

「遥かなる絆」の舞台―頭道河子村

chaihe.jpg ドラマに登場する頭道河子は、中国黒龍江省・牡丹江市から北に1時間半ほど車で移動した場所と紹介されています(番組公式ページより)。

 頭道河子には牡丹江という川が流れており、ドラマでは「主人公の孫玉福は日本の開拓団が敗走中、この川に捨てられそうになっているところを救われて育てられた」と描かれています。

 この場所は、現在実際には牡丹江を堰き止めたダムに水没してしまっているのですが、私が中国へ留学した1994年にはまだダム工事が始まる前で、実際に訪問したことがありました。

 牡丹江から国鉄で北に2駅行ったところに柴河という場所があります。ここには大きな貯木場があり、山奥に向かって柴河森林鉄道という狭軌鉄道が走っていました。この鉄道線路の両側がメインストリートになっていて、映画館をはじめ薬局、食品店、服装店、歯医者、旅館などが立ち並んでいました。

 頭道河子村はここからこの森林鉄道に乗って1時間ほどのところにある小さな集落です。残念ながら、私が訪問したときには森林鉄道の廃止とダム建設計画が決定済みで、住民の移住なども始まっていました。それから15年もの時間が経っており、もう静かな湖に変わっているとは思いますが、ドラマを見て、あらためて孫玉福さんが暮らした時代に思いを馳せました。

 牡丹江市と頭道河子(地図上では頭道経営所)の位置関係は下の地図の通りです。

chaihe_map.jpg

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NHK土曜ドラマ 「遥かなる絆」

2009年5月21日 北海道チャイナワーク |

NHK土曜ドラマ 「遥かなる絆」

kizuna.jpg 4月18日から全6回の予定で放送中のNHK土曜ドラマ 「遥かなる絆(きずな)」が5月23日の放送で最終回を迎えます。

 このドラマは日中国交回復前の1970年、自力で日本への帰国を果たした残留孤児の父と、その後中国に留学した娘の実話をもとにした物語です。

 上に掲載したイメージタイトルの映像には、『―「大地の子」から14年。』というキャッチコピーがあります。以前、NHKで「大地の子」(山崎豊子原作)というテレビドラマ放送され、中国残留孤児・陸一心の波乱万丈の半生が物語として描かれ、今回の『遥かなる絆』と同じ制作プロデューサー・小松昌代さん、脚本家・吉田紀子さんによって作られました。

 

 「遥かなる絆」の原作者は、城戸久枝(きど・ひさえ)さん。1976年生まれで1997年に長春に留学。その時の体験をもとに著した『あの戦争から遠く離れて―私につながる歴史をたどる旅』がドラマのもとになっています。この本は、第39回 大宅壮一ノンフィクション賞、第30回 講談社ノンフィクション賞、2008年 黒田清JCJ新人賞を最年少で受賞しました。

■ 著者 城戸久枝さんの言葉: 情報センター出版局のページへリンク

■ 編集者の言葉: ほぼ日刊イトイ新聞/「担当編集者は知っている」(2007年8月31日)へリンク

 また、このドラマの放送に合わせて、お父さん・城戸幹さんが著した『「孫玉福(スンユイフー)」39年目の真実 あの戦争から遠く離れて外伝』も出版されました(情報センター出版局のページへリンク)。

 

 ドラマ「遥かなる絆」の専用サイトにもみどころが詳しく書かれておりますが、私は日本の俳優が話す中国語の発音が、前作の「大地の子」よりも上手だなあという印象を受けました。長くこのブログの更新が止まってしまいましたが、今回あらためてこのドラマについて調べ始めたところ、制作プロデューサーの小松昌代さんからエピソードを伺うことができましたので、以下ご紹介します。

 

【主演の鈴木杏さんの中国語について】

 「主演の久枝役を演じた鈴木杏さんは中国語を話す役は初めてで、先生に吹き込んでもらったCDを聞き、レッスンを重ねながら必死で暗記しました。撮影は1回から順番に行われるわけではないので、あまりに流暢に台詞を話し、『これは第2回だからもっとたどたどしく』などの指摘にやり直したりと苦労をしていましたが、撮影現場に見学にみえた城戸久枝さんからは、『勉強している人の中国語にきちんとなっている』と太鼓判を押されていました。」

 

【中国ロケについて】

 「オリンピックを控えた2008年7月、中国東北地方の牡丹江市と長春市へシナリオハンティングへ出発。城戸幹さんが養父母に引き取られて、実際に生活した頭道河子村(現在の頭道村・牡丹江市より車で1時間)などを訪ねました。この時のロケ候補地が、次にオリンピック後の9月に再度ロケーションハンティングとして訪問した時に開発のため既に取り壊されていて慌てたこともありました。」

 「幹さんが当時暮らしたのは頭道河子と牡丹江市で、娘の久枝さんが留学したのは長春市の吉林大学でした。ロケ場所もこの3箇所で探し、吉林大学は実際に校内での撮影をお願いしています。『大地の子』でも長春やそこから1時間弱の范家屯などでも撮影をしましたが、前回のロケから15年が経ち、その変化に驚かされるばかりでした。」

 「実際の撮影は10月に少々と、メインの撮影は12月。マイナス15度から20度という極寒でのロケになりました。10月の牡丹江から長春へは3段寝台の夜行列車(硬臥車)で移動。エンドタイトルの車窓はその時に撮影したものです。12月は膨大な機材や美術セットを運ぶため、高速道路をゆっくりとキャラバンで車両移動をしました。」

 
【「大地の子」と「遥かなる絆」について】

 「『大地の子』は壮大なフィクションですし、陸一心という一人の男性の壮絶な人生が描かれました。『遥かなる絆』はもちろんドラマ上の創作もしていますが、基になっているのは本当の話です。実在の城戸幹さん、奥様の陵子さん、久枝さんに何度もお会いし、脚本もお読みいただいて、その時々のお気持ちには間違いのないようにと、その事を念頭に作業を進めました。」

 「そして、20代の戦争を知らない娘の視点から描いたところが何よりも『大地の子』との違いであると思います。お父さんの歩いてきた人生には様々な事があり、それは想像を絶するものであるけれど、久枝さん自身も中国での生活の中で色々な事柄にぶつかります。何よりも大切なのは、父の過去から、その信念や人の真心を久枝が素直に受け取ることだと思っています。そういう意味では『遥かなる絆』はホームドラマと言えるかもしれません。」

 「『大地の子』は中国中央電視台(CCTV)の全面協力で中国各地で撮影を行いました。今回の『遥かなる絆』は上海のコーディネーター・通訳チーム・美術スタッフと、現地長春、牡丹江のスタッフ、車両などは撮影の経験がない現地のドライバー(普段は観光ドライバー)、そして日本からの制作・演出・美術・技術スタッフが混在して行いました。いわば『民間力』を使った点が前作と異なります。その意味でもホームドラマにふさわしいチームで制作したと言えるかもしれません。」

 

■ NHK土曜ドラマ「遥(はる)かなる絆(きずな)」(連続6回)

 原作:城戸久枝「あの戦争から遠くはなれて~私につながる歴史をたどる旅」
 脚本:吉田紀子
 音楽:渡辺俊幸
 挿入歌:一江ウタカ「植樹歌」
(原作者城戸久枝さんの実姉で、幼い頃からお父様の城戸幹さんから聞かされていた中国の歌を歌われました)
 このドラマは事実を基に、取材を重ねて脚色したものです。
 演出:岡崎栄、石塚嘉

■番組オフィシャルホームページ:

 http://www.nhk.or.jp/dodra/harukanaru/index.html

 

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2009年5月20日 北海道チャイナワーク |

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