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No.5 私の留学生活 ―中国の朝―

中国の授業は朝8時から始まります。

食堂は6時頃からすでに活気に溢れています。

留学生寮のすぐ隣の食堂でも利用しているのはほとんど中国人。朝に外国人の姿は皆無です。

 

早いので朝は食べないという人、簡単にコーヒーだけという人、牛乳瓶に入った飲むヨーグルト〝酸奶〟だけという人、人それぞれです。

私の周りで言うと、一人目のルームメイトの韓国人はコーンフレークと牛乳だったし、二人目の韓国人はご飯にキムチに韓国海苔、オーストラリアの子はオートミールに、ミロを飲んでいました。

私は、パンにココア、バナナとヨーグルトと張り切って食べていたのですが、周りから朝6時からそれは食べすぎだと指摘されました。

でもみっちり2時間×2コマの午前の授業を終えると、もうお腹がぐーぐー言います。

勉強するとお腹がすくのです。

 

ルームメイトとは、一緒に昼食や夕食は食べるのに、なぜか朝食だけはお互い気を使う気がないので、自分の国にいるのと同じように慣れ親しんだものを、各自のペースで、中央電視台の最新ニュースを聞きながらもくもくと食べて、無言でドライヤーの取り合いをして登校する、という感じでした。

 

そして、お互い授業が終わって顔を合わせると「じゃ、お昼食べようか\(^o^)/!」となるのでした。中国に慣れてくると、せっかく中国にいるのに!と中国らしい朝食を楽しめるようになって来て、なにもかも熱々の中国式朝ごはんは体が温まるのでとくに冬はお気に入りになりました。



 

黒米で作られた薄紫色のお粥〝黒米粥〟はやさしい甘さで、豆腐に醤油風味の餡をかけた〝豆腐脳〟はお腹にたまるので満足感があります。巨大な棒状の揚げパン『油条』も美味しいし、豆乳は日本のものとは全然違う味で、どんぶりに並々と注がれ砂糖をたっぷり入れて熱々を飲みます。もちろん、蒸したての饅頭や花巻もあります。

 

 

朝、私はいつも始業20分前(740)、には教室に入っていました。

驚いたことに、いつも先生は誰よりも先に来ていて、授業中ではびびって発言を躊躇っても11だと言い間違っても、言いたい単語が出てこなくても何も恥ずかしくない!とのびのび話すことができた(つもり)なのでした。

2009年10月 6日 川村 さちえ |

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