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「北海道中国語通訳案内士の会」発足

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 昨年、「北海道地域限定版通訳案内士」という制度がスタートしました。地域の情報と外国語能力の両方を兼ね備えたことを示す資格です。
 
 しかしながら、この通訳案内士の人数が少なく、増え続ける見込みの中国からの観光客にはまったくといっていいほど対応できないのが現状です。
 
 北海道チャイナワークに事務局をおいた「北海道中国語通訳案内士の会」が2月4日に発足し、北海道新聞社、十勝毎日新聞社、NHK札幌放送局に取材していただきました。
 
 2月14日からの今年の旧正月は、映画の効果もあいまって、中国から大勢の観光客が道内に押し寄せています。まもなく中国の正月休みも明けますが、今後もこの流れは加速度的に強まるとみられ、やはり通訳案内士の資格を持った人たちのスキルアップが課題であることは間違いないでしょう。
 
 「できることは一歩ずつ進めて行かなければ、前に進まないでしょう」と代表世話人の菅原美津子さんと張相律社長は口を揃えます。
 
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2010年2月19日 矢野友宏 |

「狙った恋の落とし方。 公式ガイドブック」

nerakoi.jpg いよいよ北海道でも2月20日から「狙った恋の落とし方。」として映画《非誠勿擾》が公開されます。http://nerakoi.com/
この映画のパンフレット代わりとして、月刊クオリティの「くま文庫」として、オフィシャルガイドブックが刊行されました。
 
 このガイドブックは、東京在住で札幌出身の内海達志さんが構成したもので、20年来中国に通い、中国関係の記事も多く執筆してきた経験をもとに、中国や北海道のロケ地、映画の深読みのポイントなどを詳細に紹介しております。
 
 我々、北海道チャイナワークも「この映画を中国からの観光客増加に向けてどのように生かせばよいか?」などというテーマについて、インタビュー記事に掲載されているので、ぜひご一読ください。
 
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▼こちらから順番に掲載記事を拡大してご覧いただけます。
 
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2010年2月17日 矢野友宏 |

映画「非誠勿擾」日本公開へ(3) 紛争解消機

 葛優が演ずる秦奮が発明したという設定の「紛争解消機」。もともと中国語では「分岐終端機」と名付けられたもので、エンドロールでは「特別感謝分歧終端機的發明者:彭浩翔先生」と表現されています。2005年彭浩翔監督の香港映画「AV女郎·青春夢工場」にはこのように登場していたようです。



 「あと出し」「とっさに指をかえる」という欠点を解消した「世紀の発明」という「紛争解消機」。もしこれが世の中に本当に普及すると、紛争は解消するのでしょうか。
 普及した場合、小売価格はいくらになるのでしょうか・・・買っても邪魔かな?
 

2010年1月14日 矢野友宏 |

映画「非誠勿擾」日本公開へ(2) セクシー秘書 - ミウミウ

miumiu.jpg 「非誠勿擾」のオープニングで登場するセクシー秘書は、映画のヒットと共に中国でも一躍話題の人となりました。彼女の名前は、ミウミウ・コン(鞏新亮)。この映画がデビュー作となる新人女優です。
 
 期待の新人MiuMiuは清華大学で国際投資などを専攻していたが、映画デビューを果たし、性感秘書役で一躍脚光を浴びました。さらに今年3月には、歌手デビューも果たし、3曲入りのアルバム「盛放」では、「非誠勿擾」「没關係」「媽媽我很好」とダンス・ナンバー、ポップ、バラードを発表しました。
 
 新公開の2010年お正月映画「財神到」では、役柄が「非誠勿擾」の秘書役のセクシー度をさらに超えていると言われています。新世代「セクシー女神」と呼ばれるMiumiuことミュウミュウ・コンのはじけそうな白い肌に注目してみては、いかがでしょうか。
 
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映画「非誠勿擾 ~ 狙った恋の落とし方。」日本公開へ(1)
 
映画「非誠勿擾」のロケ地観光(1)
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映画「非誠勿擾」のロケ地観光(3)
映画「非誠勿擾」のロケ地観光(4)
 

2009年12月26日 矢野友宏 |

映画「非誠勿擾 ~ 狙った恋の落とし方。」日本公開へ(1)

nerattakoi.jpg 北海道を舞台に撮影され、中国で大ヒットした映画「非誠勿擾」が、2010年2月20日から日本で公開されることになりました。
 
 この映画は以前このブログでもご紹介しましたが、中国で有名な監督やキャスティングが光って大きな話題を呼び、1億人の観客動員という驚異的な記録を打ち立てました。2009年はこの映画のヒットが影響して、多くの中国人が「北海道を旅してみたい」と思うようになりました。
 
 海外からの観光客誘致を仕事にしている人の間では有名なこの映画も、まだまだ日本人にとっては「知る人ぞ知る」映画です。しかしながら、道東の観光地では「なぜか知らんが急に中国からの観光客が増えたんだよね」という声もよく耳にするようになりました。
 
 この映画の特筆すべき点は、いわゆる『観光地』というよりむしろ北海道の普段の姿をスクリーンに映し出した数少ない媒体であるように思います。普段着の北海道に映画のストーリー性が加わって、多くの人が「行ってみたい場所」の筆頭に映画のロケ地が挙げるようになりました。
 
 中国での日本のイメージは、これまで映画によって大きな影響を受けてきました。話をしてみると、日本人のイメージは、いまだに山口百恵と高倉健だという中国人が多いことに驚かされます。1980年代、文化大革命が終わった後に『君よ憤怒の河を渉れ』などの日本映画や『おしん』などのテレビドラマが多くの中国人にカルチャーショックを与えたというのです。映画によって深く印象付けられた日本のイメージをさらに変化させるには、やはり映画が最も効果的ではないかと思うのです。
 
 映画「非誠勿擾」に描かれている登場人物は、お金を持った中国人が自由に中国各地や北海道を周遊しながら恋人を探す姿です。次第に中国人が帰省だけでなく、自由に各地を旅行するスタイルが一般的になりつつあります。1999年に中国でも「黄金周」というゴールデンウィーク制度が始まり、シルクロードや海南島、九賽溝など中国国内旅行が活発になり、航空券やホテルなどが時期によってかなり逼迫するようになりました。さらに新しい海外旅行の渡航先を探しているところに、この映画が「『北海道』はこんなところ」と紹介したので、注目を集めるのは当然の結果でもあるでしょう。中国人にとって北海道の魅力はどんなところにあるか、探るためにも是非一度ご覧いただくことをオススメします。
 
 邦題は「狙った恋の落とし方。」と名付けられたこの映画について、このブログでも数度にわたってご紹介していこうと予定しています。
 
 
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映画「非誠勿擾」のロケ地観光(1)
映画「非誠勿擾」のロケ地観光(2)
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2009年12月16日 矢野友宏 |

映画「非誠勿擾」のロケ地観光(4)

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▲非誠勿擾の看板が設置されたJR釧網本線北浜駅(撮影:石黒 明)
 
 映画「非誠勿擾(フェイチェンウーラオ)」では、物語の中盤から話は突然北海道へ飛んできます。最初の舞台はJR北浜駅。ディーゼル列車から降りるところからスタートしますが、この北浜駅に中国語の看板が設置されました。
 
kitahama2.jpg 中国語で「熱烈歓迎 中国電影『非誠勿擾』撮影地 北浜駅」と書かれた真っ赤な看板は非常に目立ちます。中国では空前のヒット作となったこの映画と、オホーツク海をバックにしたこの駅、さらにこの看板は観光地としてのインパクトは十分なのですが、知名度が上がるとともに問題となるのが、観光受け地としての体制です。
 
 中国での大ヒットとは裏腹に、日本ではまだこのことがあまり知られていません。そこで心配されることは、期待を持って北海道を訪れる中国人観光客と地元の住民との間で、習慣の差異による誤解がお互いに悪印象を残してしまうのではないかという懸念です。
 
 例えば、トイレの利用のしかた。「中国では紙を流す習慣がなく、片隅に山になって置かれていたのでギョッとした」と北浜駅のレストラン停車場のオーナーから聞きました。習慣の違いから悪意はないとはいえ、些細なことからこういったすれ違いは、多岐にわたります。
 
 日本に来るからには、中国人観光客にしっかり日本について学んでいただくのはもちろんのことですが、せっかく北海道に好印象で訪れる観光客ですから、摩擦やトラブルが少しでも減らせる様に、中国語版の告知事項など準備しなければならないものはいろいろとあるように思います。

2009年3月18日 矢野友宏 |

映画「非誠勿擾」のロケ地観光(3)

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 映画「非誠勿擾」の舞台としての北海道の知名度は公開後、飛躍的にアップしました。上の写真は印象的なシーンにも登場する能取岬です。灯台は白と黒のツートンカラーですが、スクリーンではイメージを変えるためか黒の部分をほんのり赤く変えているようです。

 ところで、この映画によって中国の旅行会社各社に対する北海道旅行の問い合わせも急増し、まず第一陣として北京から旅行会社5社によるロケ地巡りツアー20名が2月22日に道東に入りました。今週3月8日から催行されている19名のツアーは、北海道3泊、東京1泊の4泊5日の行程で、8,888元(約12.5万円)と中国の方が好む「8」並びの金額で売り出されたそうです。

 また、2月28日には北京の劇場を貸切にして、北京市民及び旅行会社向けの「非誠勿擾」の上映会及び北海道観光説明会が行われました。当日は約2000名が参加し、「自然がきれい」「是非行ってみたい」との声があったそうです。中国のWEB上で販売を主にする旅行会社では4月の映画ツアー商品が販売されるなど、今後も映画を切り口とした旅行が増えてきつつあります。

 日本への観光客誘致に力が入る国土交通省、観光庁でもこの映画「非誠勿擾」には熱い視線を送っており、映画公開が終了してからもますます盛り上がる様相を呈しています。
 

2009年3月10日 矢野友宏 |

映画「非誠勿擾」のロケ地観光(2)

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 映画「非誠勿擾」の中で、主人公役の葛優(グォ・ヨウ)が懺悔する教会が斜里にあります。「あの教会はどこにありますか?」という問い合わせが多いそうですが、「キリスト兄弟団 斜里教会」が実際にロケで使われた教会です。
 
shari1.jpg 映画では広い原野にぽつんと存在するように見える教会は、実は斜里の市街地のはずれに立っています。劇中に登場する牧師さんはもともとこの教会の牧師さんではなく、川崎の方からキャスティングされた欧米の方ですが、実際の牧師さんは沢田洋子さんという地元の方です。
 
 1998年に斜里岳が見えるこの場所に牧草地を買い取って建てたというこの教会は、映画の中で非常に印象的なシーンとして使われています。訪問すると聖書の一文を中国語にしたしおりが、すでに記念品として用意されており、ちょっと感激しました。
 
shari2.jpg 映画の撮影は昨年の秋に行われましたが、撮影当日の空に教会のステンドグラスに描かれた鳩と似た形の雲が出ていたということで、その写真が飾られていました。
 
 沢田牧師さんは、「映画を見てこの教会を訪ねてくれる方が増えるということは、とても嬉しいことです。そして、その訪問をきっかけに北海道が好きになってくれたらもっと嬉しいことです。この映画にこの教会が選ばれたことを神様に感謝しています。」と語りました。
 
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2009中国正月映画「非誠勿擾」
映画「非誠勿擾」のロケ地観光(1)
 

2009年2月25日 矢野友宏 |

映画「非誠勿擾」のロケ地観光(1)

hamakko.jpg▲阿寒湖温泉街で「いざかや四姉妹」として撮影された「炉ばた浜っ子」
 
 映画「非誠勿擾(フェイチェンウーラオ)」の北海道ロケは、昨年8月と9月に道東を中心に行われました。そのヒットを受けて、中国の旅行社の間で北海道ツアーの目玉にしようと考えられているのが、そのロケ地めぐりです。
 
 2010年訪日観光客1000万人達成を目標とする「ビジット・ジャパン・キャンペーン」の目玉に育てようと、日本政府観光局などが主催して1月下旬に中国旅行雑誌のライターやカメラマンなどメディア関係者を招請し、ロケ地を案内しました。
 
sijiemei.jpg ロケは、阿寒湖温泉や斜里の協会、網走の能取岬、厚岸の国泰寺をはじめ、道東のいろいろな場所で行われています。タイトルイメージとして使われているのは、明け方の阿寒湖観光汽船の桟橋で、その船上風景も登場します。また、主人公が美人四姉妹の看板に惹かれて入る居酒屋は、「炉ばた浜っこ」として営業していますが、当然ながら四姉妹は架空の人物です。
 
 その他、阿寒の高級温泉旅館「あかん鶴雅別荘 鄙の座」の入り口、廊下、露天風呂、客室が登場しますが、実際に昨年ロケ隊がここに滞在して、馮小剛(フォン・シャオガン)監督がイメージを固めたと言われています。
 
 すでに、今年2月と3月だけで中国の旅行会社が「非誠勿擾」ロケ地巡るツアーが新聞紙上で6本240名募集されているそうで、また夏にかけてもさらに中国からの「非誠勿擾」ツアーが活況を呈しそうな雰囲気があります。
 
【関連記事】
2009中国正月映画「非誠勿擾」
映画「非誠勿擾」のロケ地観光(2)
 

2009年2月16日 矢野友宏 |

2009中国正月映画「非誠勿擾」

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 中国で昨年12月22日から『非誠勿擾(フェイチェンウーラオ)』が、2009年お正月映画として全国ロードショーが始まり、大ヒットを記録しています。この映画、日本では公開されていないのですが、北海道でもロケが行われたということで新聞報道がされており、タイトルだけご存知の方もいらっしゃると思います。

 この『非誠勿擾』というタイトルの言葉は、よく新聞に掲載される結婚相手の募集広告に「本気でつきあえる人を望む」という意味で使われています。この映画は、中国の山田洋次監督とも呼ばれる、正月映画の旗手・馮小剛(フォン・シャオガン)監督による賀歳片(旧正月に上映する映画)です。過去の作品には、「不見不散(遥かな想い~チャイニーズ・ドリーム in U.S.A) (1998)」、「手機(2003)」などがあり、そこで主演として監督とコンビを組んだ葛優(グォ・ヨウ)、それに馮小剛作品に初登場の舒淇(スー・チー)が演じるビジネスマンとスチュワーデスのラブコメディー映画です。

 過去の恋愛で心に傷を持つ主人公の中年男性がホームページ上で結婚を前提に付き合ってくれる女性を募集し、それに何人もの女性が応募してきて、やがて訳アリの女性と心を通わせていくという物語です。この見どころは、そこで繰り広げられるユーモアやギャグ。そして、舞台がアメリカ、北京、杭州などに移動し、クライマックスに選ばれたのは北海道の神秘的で雄大な自然。監督いわく、この映画を見て「恋愛したい!」と思ってくれればいいと語っているそうですが、杭州や北海道の美しい風景を舞台に面白おかしなセリフが飛び交う中、切ないラブストーリーが繰り広げられます。

 映画前半は中国ロケ。メインロケ地に選んだ杭州では、美しい景色を中心に西湖や西渓湿地など20か所以上で21日間撮影し、20分以上の間映画に映っている他、北京や海口でもロケが行われています。

 そして後半は北海道ロケ。道東オホーツクを中心に、美幌町の美幌峠、弟子屈町の屈斜路湖と摩周湖、オホーツク海岸の北浜駅などで撮影が行われました。海岸沿いのローカル鉄道、岬の突端、クマが出るという美しい渓谷、草原にある一軒の教会など、北海道のロケ地観光が人気を集めそうということです。また、北海道のシーンでは、中国にも短期留学して中国語にも関心が高い土屋貴子さん(本人ブログ:「土屋貴子のTAKOSHI日報」)も登場しています。

 上海の旅行会社によると、円高の影響もあって、春節7日間の休みに日本観光に申し込み者は少なかったが、この『非誠勿擾』が上映され、特に感動的なシーンが多い北海道に魅了された観客は多く、ロケ地めぐりの問い合わせや申し込み者数が増えてきているそうです。

 北海道での撮影メイキングビデオがありましたので、あわせてご紹介します。いずれ、日本で公開されると思いますが、北海道で中国からの観光客誘致を図る上では、必見の映画かもしれません。また、身近なロケ地ということもあって、中国語を勉強している人にとって、中国の笑いのツボや「間」のとり方など、楽しみ方は様々あると思います。
 

 
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映画「非誠勿擾」のロケ地観光(1)
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2009年1月15日 矢野友宏 |

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