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中国の生活
「助動車」という乗り物
自動車ではなく、「助動車」ってご存知ですか?日本の電動アシスト自転車とは異なり、基本的にこがずに走ることができ、電池が切れると、ペダルをこいで走ります。最近のものは、スクーターの形に似てきており、スクーターにペダルがついている形が人気だそうです。
「助動車」は自転車かバイクのどちらに分類されるか、全国で大きな論争になりました。結果、上海や杭州など、地域によって走っていたり、北京、広州、ハルピンなど、禁止されていたりと対応は様々です。
自転車の価格が200元前後のところ、「助動車」は1,500~3,000元前後。家庭のコンセントで簡単に充電して、電動なので音もなく走ります。通常、速度リミッターが付けられてはいるものの、これを外して時速30km/hくらいですっ飛ばして走ってくるので、危ないったらありゃしません。

さらに、「助動車」の公道走行が認められているところでは、自転車扱いなので、運転免許が要りません。
こ
れまで使っていた普通の自転車の感覚で、都合良く交通ルールを無視する傾向があるそうです。スピードをあげたり、突然曲がったり、逆走
したり、信号無視をしたり、自動車車線を走ったり等など。普通に走っている自動車の運転手は反応ができず、衝突事故も頻発しています。
「助動車」が売れる背景としては、購買力が向上し、この価格帯の買い物ができるようになったことと、郊外に住居や職場が移転して、通勤に時間がかかったりするケースが増えてきました。特にバイクが禁止されている都市部のサラリーマン、女性やお年寄りには重宝されています。
さらに、省エネや排出ガスゼロ、低騒音など環境面のメリットもありますが、実際の購買行動の動機としては、それほど重要視されていないようです。
交通ルールと環境面の双方の観点から、北京と上海で分かれた対応になっていますが、どちらが良いかの結論はなかなか出せずにいるようです。
2008年9月 8日 矢野友宏
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北京地下鉄空港線、まもなく開通

北京オリンピックを前に北京首都国際空港の
第3ターミナルが3月にオープンするなど、準備が着々と進んでいますが、これまで高速道路頼りだった空港へのアクセスに地下鉄が加わります。
上の地図の右上に伸びる茶色の破線が、2008年7月上旬開通予定の地下鉄空港線です。
現在ある地下鉄は、真ん中を左右に突き抜ける赤い「1号線」と「八通線」、中心部を環状する青色の「2号線」、真ん中を上下に縦貫する「5号線」、地図の上の方でUの字を逆さまにした黄色の「13号線」、そして先週6月20日(金曜日)に開通したばかりの緑色の「8号線(オリンピック支線)」、7月上旬に開通予定のピンク色の「10号線」があります。
北京空港からまもなく開通する予定の「空港線」は、5分間隔で最高時速100km/h。地下鉄2号線の東直門から10号線乗り換えの三元橋を経て、北京空港の第2ターミナルまたは、第3ターミナルまでを16分で結びます。気になる運賃は、20元になる見込みで、これまで渋滞に悩まされていた空港までのアクセスは格段に便利になります。
最近北京に行った方は、目にされていると思いますが、高速道路に沿って8キロほど地上を走るこの電車は、フランスのアルストム社と共同で開発するもので、全区間にわたって運転手のいない自動運転になるそうです。
今後、2012年までにさらにどんどん地下鉄が延びていくそうで、こちらの(
表示)リンクから、全体の開通計画を見ていただくと、オリンピックが終わってからも、さらに街中地下鉄工事だらけになることがわかると思います。
【関連記事】
続々開通する上海地下鉄
2008年6月23日 矢野友宏
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大連のおばけミッキー

昨年、中国でアニメの肖像権が問題と連日報道されたことがありました。しかしながら、中国で生活しているとそんなことを忘れてしまうほど、日常に見慣れたような見慣れないようなキャラクターが登場しては消えていきます。
写真は今年2月の旧正月(春節)のイベントで、大連在住の近藤ゆかりさんが撮影したものですが、「この異様なオーラと口まで伸びたもみあげが可笑しくて、思わず夢中に撮ってしまいました(^_^)」
実はこれ、ねぶたまつりのような行灯のようなもので、夜になると「妖しいというより、すごくきれいでした」とのこと。
それにしても、オリンピックのマスコットとミッキーマウスが一緒に行進することは、なかなか見られないのではないでしょうか。
新年を祝って、爆竹を盛大に鳴らして行灯がパレードする伝統的な中国の習慣にも、ものすごく世相が反映しているような気がします。
しかしながらこのイベント「2008中国大連煙花爆竹迎春遊園灯会」、入場料は20元(300円)もしたと近藤さんは嘆いていました。
中国で生活していると、20元はけっこう大きいですよ。

2008年6月15日 矢野友宏
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カルフールのエコバッグ(2)
中国のスーパー「家楽福(カルフール)」のエコバッグの模様の続きです。
中国の一般消費者の環境意識の変化がどれほどあるのかは興味深いところですが、エコバッグの登場とそこに描かれているイラストに「逆カルチャーショック」を覚えたことは事実です。


「省エネ型洗濯機を選びましょう」や「省エネ型エアコンを選びましょう」は「
海爾(ハイアール)」など中国の家電メーカーもだいぶ技術が進歩したのかなという印象を受けました。


「省エネ型電灯を付けましょう」「上手に運転してガソリンをたくさん節約しましょう」など様々な省エネ行動が記されていました。
折しも北海道チャイナワークも札幌商工会議所の「
ECO宣言行動」に登録し、小さな省エネから取り組むことになりました。
これだけでは十分なエコとは言えないかもしれませんが、ちなみに2008年6月1日よりカルフールもビニール製の買い物袋は有料化され、1元(15円)かかるようになったそうで、ひょっとするとこのエコバックも急速に普及するかもしれません。
2008年6月13日 矢野友宏
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カルフールのエコバッグ(1)
前回の記事で中国のスーパー「家楽福(カルフール)」について書きましたが、今日はそこで買ったエコバッグの話題です。
上の写真の右上に4.90元と書かれたエコバッグがぶら下がっているのがわかるでしょうか?
話の種にひとつ買ってみました。というのも、エコバッグ自体を中国で意識したのが初めてだったのと、そこにデザインされている模様がなかなか中国的で面白かったからです。

「省エネは小さいことからはじめましょう」と書かれたこのバッグ。いろいろとネタ満載です。中国語の勉強も兼ねてひとつひとつ見ていきましょう。「微波炉做飯(電子レンジでごはんを作ろう)」・・・いきなりこれは、あんまりエコな感じはしませんが、まあいいでしょう。
「多乗公車出行(お出かけには公共バスにたくさん乗りましょう)」描かれているバスもなんだか中国らしくて、乗客の数も半端じゃないほど乗っています。カルフールでこんなにいっぱい買い物して、こんなに混んだバスに乗ったら、買ったものがつぶれてしまうのではと、いらない心配までしてしまいます。

そうは言っても、「汽車排量少、節能効果高(排気量の小さい自動車は省エネ効果が高い)」と前のフレーズを覆すようなマークもあります。マイカーが急速に普及しはじめ、しかも高級車指向であることから、エコとは言いながらもこういうちぐはぐな現象になっているのでしょうか。

そして、その次に何を言うかというと、「自行車健身又環保(自転車は健康に良いし環境保護)」確かにそれはそうですが、どうしても自家用車が買えない負け惜しみに見えるのは、価値観が環境保護よりもステータス重視という風潮によるものが大きいからでしょうか。

一番疑問なのがこれ。「屏幕暗一点、節能又護眼(モニターを少し暗くすると省エネで眼に優しい)」聞いたことがありませんが、本当ですか?ちょうど良い明るさでなければ眼も疲れるし、たいした省エネ効果があるようにも思えないのですが・・・どうでしょう?
他にもまだありますが、続きはまた次回。
2008年6月11日 矢野友宏
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北京の庶民の足−三輪車
これだけ車社会になった北京でも変わらない庶民の足に、自転車の後輪が2つ付いた三輪車があります。日本ではなかなかお目にかかることがないこのスタイルの三輪車は、荷台のバリエーション様々に業務用スタイルが大活躍しています。
まず、上の写真はアイスクリーム屋さんです。クラシックなこのスタイルのブレーキはハンドルではなくフレームに付いています。
2枚めの真っ赤なコカコーラペイントの三輪車も同様にフレームにブレーキが付いているスタイルでした。こんなにかわいい三輪車なら日本でも乗ってみたい気がします。
3枚目は胡同に溶け込んでいる靴の修理屋さん。4枚めは同じく胡同に欠かせない暖房の練炭屋さんです。

先日このブログで紹介した映画『胡同の理髪師』でも93歳のおじいさんの愛車でもあるこの手の三輪車は、北京の風物詩でもあり、観光用ではなく現役で生活に溶け込んでいる姿を見ると、ほっとココロがなごみます。
いずれ少なくなっていくのでしょうが、今なお庶民の足として大活躍しているこの三輪車もいろんなスタイルがありますので、ぜひ北京でゆっくりと下町の胡同を散策する機会があったらご覧ください。
2008年4月17日 矢野友宏
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中国の自動販売機
日本ではどんな田舎でもお世話になりながら、中国でなかなかお世話になる機会が少ないものに自動販売機があります。
北京や上海のような大都会ではコインや新札のようなお金も多いのですが、財布を持たずにポケットに入れる人が多い中では、紙幣を入れる自動販売機は難しいのかなと思っていました。
私が初めて中国の自動販売機を見たのは1993年のハルピン駅前でした。私がそこで最も驚いたのは、自動販売機の前に2人の店員がいて、1人はくしゃくしゃのお金をきれいなお金に取り替える人、もう1人はそのコインを自動販売機に入れて、出てきたジュースをお客に渡す人がいたことでした。
今でも自動販売機の存在感は日本より圧倒的に少ないですが、空港などの片隅で見かけるようになりました。上の写真は北京空港の搭乗口付近にあった自動販売機です。さすがに空港価格。ビールの値段がスーパーの4倍くらいしています。それでも、1元札にも対応しているこの機械は結構高価なんではないでしょうか。人件費と比べるとこれくらいの価格帯で売れないと機械と電気代がペイしないのでしょうか。
図解入りで詳しく操作説明が書かれているあたりが、自動販売機の物珍しさを表しているような気がしました。(「表示」をクリックすると拡大されます)
これから、自動販売機も増えてくるとは思いますが、全国津々浦々に設置されることはなさそうな気がします。
2008年4月14日 矢野友宏
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映画『胡同の理髪師』
今日は1本の映画の試写会に行ってきました。胡同(フートン)ってご存知でしょうか。北京の下町風景とでも言いましょうか。昔ながらの生活空間に、昔ながらの生活風景が残っている横町の小道です。
映画のタイトルは『胡同の理髪師』。実際の93歳の理髪師を主人公にして、亡くなっていく古いお客さんや次々と取り壊されていく古い町並みと、胡同の生活をドキュメンタリータッチで描いた作品です。
私も大連留学時代、道ばたのバス停横で毎回3元(45円)でカットをしてもらっていましたので、このあたりの生活感がとても懐かしく思いました。三輪車に練炭を積んで行き交う風景や、「煎餅」というクレープを新聞紙に包んでアツアツをほおばるB級グルメは、北京旅行でのおすすめ観光スポットです。
札幌では5月10日からシアターキノで公開されるこの映画、中国語を勉強している人のみならず、オリンピックや経済成長という中国のイメージをお持ちの方には、ぜひ等身大の北京を実感するために必見です。
2008年4月11日 矢野友宏
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「ロッテ」は「楽天」?
写真は北京で買った「コアラのマーチ カプチーノ味」です。
中国語では英語の名前は漢字に訳するので「LOTTE」を「楽天(ルァティェン)(簡体字/乐天・繁体字/樂天・ピンイン/Lètiān)」という名前になっています。(
中国語のホームページはこちら)
日本の「楽天」が設立される前からこの当て字を使っていますが、当然まったく別の会社ですね。日本のプロ野球の「ロッテ」対「楽天」戦はいったいどうするのでしょう?
ロッテはもともと1948年、在日韓国人が日本で設立した菓子メーカーですが、創業者が、日本で成功して得た資金を元手に、1965年母国の韓国に進出しました。
今や韓国ロッテグループは日本以上の巨大企業グループに成長しており、
ロッテホールディングスという持株会社が日本、韓国、中国などのグループ企業も統括した多国籍企業になっています。
「コアラのマーチ」をブログに書こうとして、大きな話になってしまいましたが、「ロッテ」の由来を紐解くとゲーテの詩に出てくるヒロイン「シャルロッテ」まで飛んでしまうそうなので、この辺で終りにしておきます。
2008年3月21日 矢野友宏
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北京で出逢ったハムリンズ

北海道の球団と言えば、北海道日本ハムファイターズ。そして、日本ハムのキャラクターといえば、「ハムリンズ」。
北京のイトーヨーカドーでは、色々な出逢いがありました。そのなかでも、ソーセージの売場に佇んでいたハムリンズは、すっかり溶け込んでいました。
(
「ハムリンズ」について詳しくはこちらをごらんください)

とはいえ、熱狂的な日ハムファンではなかったので、同行者に言われるまで気付きませんでした。
中国では、「ハムリンズ」の訳名として「宇宙精霊」という名前が付けられていましたが、実際にはハム・ソーセージを愛する星、ハムソー星からやって来たそうです。「霊」という字は「リン」と読むので、意味と音に少しずつ訳を引っ掛けて付けられた名前のようです。
日本企業も「ハムリンズ」も北京で頑張っているんですよというお話でした。
2008年3月18日 矢野友宏
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